28/03/2024

介護職の場合、数ある介護施設の中から就職先を見つけるのは簡単なことではない。職場選びにはポイントがある。
まず職場については徹底的に調べる。
説明会があるなら出席し、職場見学があるなら必ず行くべきである。
ホームページだけではわからないことが実際に職場を見ることでわかることが多い。
例えば職場の雰囲気、人間関係など、この部分が就職先を決める上でとても重要になってくるところで、それは職場に実際に足を運ばないとわからないところである。
ネットの口コミなども今はとても参考になるので一度目を通しておこう。

次に重要なのが立地である。
介護職の場合、育児や家事と両立させて働いている人も多いため、通勤や子どもの保育園やこども園への送迎に便利な立地でないと長く続かない可能性もある。
異動がないかも確認しておこう。
また駅から近い介護施設を選ぶと、買い物に行きやすくなったり、通勤がしやすくなったりします。
そうしたところに魅力を感じるのであれば、駅に近い介護施設を選ぶのも一つの手です。

育児、家事との両立の面から考えると待遇や福利厚生、条件面も考慮したい。
給与のことはもちろん、残業やオンコールの有無、産休や育休の有無、さらには昇給や基準もできれば確認したい。
また研修制度が整っているか、資格をとってキャリアアップすることはできるのか、なども長く働くためには重要な項目であるので確認しておこう。

しかし立地や条件のみで決めるのも危険である。
自分の目指す介護の姿勢と企業の理念が一致、もしくは同じ方向を向いていること、企業理念が現場に浸透しているか、なども重要なポイントである。
その職場で働きたい、と思う気持ちが芽生えたかどうかをじっくり考えてみるべきである。